生態系のハブの解明。鍵を握る微生物はまだまだ機能不明

以下の論文?を読んだのでメモ

生態系を動かす「ハブ生物種」を探る新手法
―多様な種からなる生態系の相互作用ネットワークに挑む研究戦略

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2016/documents/170124_1/01.pdf

 

要約

微生物が環境や、人間の性格など様々なことがわかってきているが、その種類が多いために、どの微生物を調べればいいのかを決めるのは大変である。なので、そのネットワークを考えることで、様々なところで活躍する微生物を見つけることで、研究する微生物を決めようとした。そのために、一つ場所では偏りがある可能性があるので、さまざまな場所で調査しその共通する微生物を調べた。

f:id:ty070809390:20190726132706p:plainうえの論文から引用

感想

驚いたのは、ほとんどの微生物がまだ機能が不明であるというこであった。特に、全体での共通の微生物はほとんど機能がわかっていないように見える。このネットワークは、理論的に、グラフ理論など用いて分析されているのかな。

かなりグラフがかっこいい