多変量解析入門 解答 第5章
第5章 モデル評価基準
各省でも少し扱ってきたAICなどに加えて、BIC(ベイズ型モデル評価基準)やクロスバリデーションなどの評価方法。
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問5.1 K.L情報量
K.L情報量とは
平均的な良さ、真のモデルとの違いを計算するモデルである。
g(Z)が、真のモデル、が予測したモデル
解答
今回の問題は、性質を計算で確かめる問題
(i)
を示す。
$$g(Z)が、真のモデル、が予測したモデル
中身を考えると、
今回は離散でやる
これは、
を用いた。微分して極限とると分かる。
(ii)logの中身が1になるため
問5.2
今回は、KL情報量の具体例。計算大変
(1)
(2)
結構大変
(3)まとめるだけ
問5.3
また具体例。結構大変
(1)
(2)
を用いると示される
(3)(1)と(2)をまとめるだけ
問5.4
計算すると
となるので、の方がよい
問5.5
(5.39)に代入していって比較する。
問5.6
初めに対数尤度を求める
確率の制約条件があるので、ラグランジュの未定乗数法を用いる。
上の式が最小になるを考える。
の時である。すべてのについて言えるので、\\
\\
これを満たすのは、確率ということも考えると、\\
よって、最大尤度は、
よって、